山菜のうこぎって知ってますか?
長野県でも南信州で特に食べられている山菜なのです。
そんな山菜うこぎの見つけ方、採り方から食べ方、味も教えます。
なんと栄養もすごいのです。
山菜うこぎの見つけ方
うこぎはこの上の画像のような植物です。
田舎にある身近な山菜のひとつです。
見かけは、草というよりも木のようです。
幹や枝にたくさんの小さな葉がポツポツと出ていますので生えていればすぐわかると思います。
実はこのうこぎ、うちの庭に生えているんですよ。
ある時、近所のおじちゃんが教えてくれたのです。
コレ、うまいぞって。
まさか、コレ食えるとは思いませんでした・・・
山菜うこぎの採り方
コレのどこを食べるかと言うと、緑の葉っぱ(本当は芽)の部分です。
この摘み取った芽を食べるのです。
まず枝をバッサリ切って枝ごと収獲します。
そして芽だけ手で摘み取っていくのですが・・・
このうこぎの枝には鋭いトゲがびっしり付いていて、指に容赦なく刺さります。
危険ですので、必ず手袋をしましょう
こんな感じになりました。
山菜うこぎの食べ方
傷だらけになりながら、芽を採ったら、ザルでさっと水洗いしましょう。
うこぎの食べ方としては、天ぷらかおひたしの二択ですね(個人的見解)
面倒な人は一番おひたしが簡単です。
うこぎのおひたしの作り方は・・・
と、たいそうに言うほどのもんじゃない。
頃合いを見て(適当)、湯から引き揚げたら水にさらす
その後、水をよく切ってから鰹節と醤油をかけて完成
じつに簡単です!
山菜うこぎの味と栄養
うこぎは酒のツマミに最高です。
歯触りがキュッキュッとして、クセになりそう。
お味は、ほんのりほろ苦い、大人のお味です。
酒飲みなら、まずキライな人はいないでしょう。
お酒を飲まない人でも、これを白いご飯の上にのせれば、食が進みますね。
お吸い物にも合うそうです。
ちょっと調べてみたら、うこぎは栄養面でも優れていました。
ビタミンCをとても多く含み、ビタミンA、ミネラル、カルシウムも豊富。
おまけに抗酸化作用に優れているという優れもの。
こんな素晴らしいうこぎが、いつの間にかうちの庭にあることに感謝です。
ちなみに先ほどのザルの半分の量ぐらいで、産直市場なんかで400円ぐらいで売っています。
正直、そのことを知るまでは、ジャマな木だ。なんて思ってました。
今までゴメンね、うこぎ。
これからは、毎年食べます!
田舎ではみょうがもよく見つけられます。
山菜のワラビやウドも・・・