田舎が舞台のエッセイを集めてみました。
エッセイとは実話のことなので、良くも悪くもリアルな田舎暮らしを感じることができます。
田舎移住の予習として参考になりますよ。
「八ヶ岳南麓から」 上野千鶴子
山暮らしを勧める雑誌にはけっして出ていないことまでも語られる24の物語
50代で八ヶ岳南麓に土地を買ってから20年ほどの記録です。
二拠点生活からコロナになってからほぼこちらで生活するようになっての経験談が語られます。
特に筆者は女性のおひとりさまなので、同じ境遇の方は共感できる点が多いと思います。
「田舎暮らしの元気な食卓」 丘 みつ子
趣味の話、特に食事を中心とした一冊
比較的都会?な箱根での暮らしなのでド田舎とは違います。
趣味に重点を置いているので、どちらかというと田舎暮らしの楽しみ方的な本です。
田舎暮らしの理想形を体現しています。
「安曇野Iターン区長のぼやき日記」 河村佳次
そのまま4期8年、初代市区長会長にまで上り詰めてしまった「名物区長」の奮闘記
こちらは「区長」という田舎ならではの役についてのお話し。
田舎暮らしというよりは、田舎での人付き合い、人脈術、人心掌握がとても参考になります。
よそ者が田舎を変える物語ですね。
「田舎暮らしはつらかった」 渡辺 瑠海
カルチャーギャツプを伝える女性ひとりの田舎暮らし体験記
田舎暮らしのネガティブ面を垣間見れる一冊です。
筆者は犬を飼っているのでペット同伴の田舎暮らし希望者にはより参考になると思います。
田舎暮らしに適応しようと苦悩する姿もおもしろいです。
「週末は田舎暮らし」 馬場未織
豊かな暮らしを求め、NPO法人まで作ってしまった普通の5人家族の記録
実際の田舎暮らしの中身ももちろんですが、本書では家族の心境、特に子供達との成長物語が語られます。
お子さんがおられる田舎暮らし希望者にはとても参考になります。
大家族向け。
「月10万円で豊かに生きる田舎暮らし」 高島徹治
経済面から田舎暮らしを語ります
失敗しない土地の選び方や職の探し方など、ハウツー本に近い内容です。
田舎暮らしでの金銭的な不安がある方には参考になるでしょう。
「田舎暮らし毒本」 樋口明雄
タイトル通り、田舎暮らしのダークサイドを語るエッセイ
田舎暮らしを夢見ているだけではうまくいかない。
田舎暮らしの悪い所にも目を背けずに知っておく必要があります。
田舎暮らしの理想と現実が赤裸々に書かれています。
ログハウスに憧れている人にもおすすめです。
「中年女子、ひとりで移住してみました」 鈴木みゆ
若くない、家族もないけど移住はこんなに楽しめる
リモートワーク、テレワークをしたい人にはおすすめのエッセイです。
現役でバリバリ働く人の田舎暮らしは参考になります。
笑える話も多く、気軽に読める一冊です。
「地獄の田舎暮らし」 柴田 剛
こちらも田舎暮らしのネガティブ面から語るエッセイです。
どちらかと言うと田舎暮らしをオススメしていない本。
逆を言えば、これを読んでもあなたの田舎暮らし熱が冷めないなら本物です。
「移住女子」 伊佐知美
この本は成功例だけ集めてあるので、読むだけでワクワクします。
どちらかと言うと、すでに田舎暮らしを決めていて準備に入っているような人が読むとさらにブーストがかかります。
逆に田舎暮らしの入門編としてはあまりふさわしくないかも。
田舎が舞台のおすすめ映画もあります。
田舎暮らしおすすめマンガ