ミョウガは通好みの香辛菜で、独特の食感と香りがたまらんのです。
蕎麦・素麺・冷奴などの薬味としても良く使われますね。
そんな、ミョウガの見つけ方、採れる場所や時期、レシピや栄養と保存方法も教えます。
ちょうどミョウガ採って来たんで・・・
自生ミョウガの見つけ方
みょうがの採れる場所は、特にココというのはないのですが、果樹や畑の脇、山の中に群生してます。
「見つけるのが難しそうじゃん」と思ったアナタ。
実はみょうがの葉の形を覚えていれば簡単なのですよ。
ミョウガの葉はこんなのです。
笹の葉のような形をしています。
もっと近づいてアップしましょう。
そのへん歩いてて、
こんなササの葉みたいな葉を見つけたら、それが「みょうが」です!
群生してますから、目立ちます。
田舎では比較的簡単に見つかります。
この葉を見つけたら、その根本を見てください。
下へ草をかき分けていくと・・・
ほら、みょうががいました。
わかりませんか?
じゃ、もっと近づいてみましょう。
ほらね。
ちょっと土をほじくるくらいの感覚ですが、ニョキッと頭だけ出てるんですよ。
こんな風に、ポツポツいます・・・
みょうがを見つけたら、そのまま引っこ抜いちゃていいです。
ポキッと簡単に折れますから。
こんな感じでみょうがが採れました。
ミョウガの栄養
正直な所、みょうがの栄養分なんて考えたこともなく食べてたけど、この際にしっかりと調べました。
みょうが100gあたり、
・カロリー: 12kcal
・たんぱく質:0.9g
・脂質:0.1g
・炭水化物:2.6g
・ナトリウム:1mg
・カリウム:210mg
・カルシウム:25mg
・マグネシウム:30mg
・リン:12mg
・鉄:0.5mg
・β-カロテン:31μg
・ビタミンB1:0.05mg
・ビタミンB2:0.05mg
・ビタミンC:2mg
・ナイアシン:0.4mg
だから何っ?て声も聞こえてきそうですが^^;
ザックリ言うと、
炎症作用と解毒作用があるので、体の不調を整える。
集中力を高める。
なんかいいでしょ。
僕としては、とにかく
薬味として、酒のツマミとして最高なので細かいことはいいのである!
ミョウガの切り方
みょうがの風味を味わうには、
細かく刻んで薬味として使うのが一番シンプルで美味いです。
ミョウガの切り方ですが、千切り(縦に切る)と小口切り(横に切る)がありますが、ぶっちゃけどっちでもいいです。
しいて言えば、小口切りをするとやわらかな食感になります。
お好みでどうぞ(写真は縦に千切りしています)
ミョウガの食べ方レシピ
ミョウガは、こんな感じにして「ふりかけ」感覚で何にでも使います。
白飯、冷ややっこ、納豆、蕎麦、天ぷら、漬物、サラダ、味噌汁・・・
「ザ・薬味」として使いましょう。
大人のお味なのですよ。
僕は、酒のツマミによく使いますが、酒が良く進むのは「甘酢漬け」ですね。
ミョウガをゆでで
甘酢を作って
密閉できる容器に漬けておくだけです。
冷蔵庫で一日ぐらいで完成です。
ミョウガの保存方法
みょうがは群生しているので、採ろうと思えばいくらでも採れます。
でも、必要以上には採らない方がいいです。
なぜなら長期保存がききません。
だんだん風味が消えてしまうので、3日、遅くても5日以内に食べちゃいましょう。
無くなったら、また採りに行けばいいだけですからね。
しかも新鮮なヤツを。
どうしても長期保存なら、冷凍しちゃうのがおすすめです。
こうすると少し持ちがよくなります。
でもやっぱり、
その日採ったミョウガを、その日に食すのが風流ってもんです。
実はこのミョウガ、僕んちの庭で採れたものです。
ミョウガは多年草なので、一度植えるとほおっておいても毎年どんどん増えていくのですよ・・・
増えすぎて困るくらいになります。
田舎の山菜はいろいろと美味しいですよ。
田舎なら放置されている竹からメンマを作れたりもします。
旬の幸を身近でいただけるのは田舎の醍醐味ですよ。