田舎にはその土地ごとに伝統行事を行う保存会なるものがあります。
さまざまな保存会がありますが、今回は奏楽保存会が毎年行う「獅子舞いの曳行」を保存会の存続問題を含めて紹介します。
今年も盛大に獅子舞いの曳行が行われました。
田舎の伝統行事 獅子舞いの曳行
うちの地域では毎年4月に、家内安全・五穀豊穣・商売繁盛・無病息災を祈願して獅子舞いの曳行が行われています。
朝の8時に地元の神社を出発して14時まで、地域内の各場所を回るのです。
今年も無事執り行われました。
私の地区では会所が会場です。
お囃子に合わせて大きな獅子舞いが舞います。
最後に子供達の頭をガブリ。
子供達の健康の祈願です。
毎年、大泣きする子供や、大きな獅子舞を見て大はしゃぎする子供・・・
いつ見ても良い光景です。
お祝いのお金を渡すと、コレ(ごめんなさい。正式名称を忘れました)がもらえます。
これを1年間、玄関とかに飾っておくのです。
田舎の伝統行事 保存会維持の問題
とは言え、保存会の皆さんのご苦労、労力も大変だと思います。
高齢化もあって、持続できているという点で感謝しかありません。
獅子舞が終わると保存会のみなさんに、お礼としてお神酒やお菓子などを振舞い労います。
獅子舞いの曳行は、良き古き田舎の伝統行事なのですが、私は伝統行事と言うよりも、子供たちの記憶に残る良い思い出となる行事だと思うのです。
伝統行事を守っていく。という観点よりも「子供たちのために」という観点を持つとずっと続けていけると思っています。
そしてそれは保存会の存続にもつながる大切な事こと。
この獅子舞を楽しんだ子供たちが、良い思い出を持つことで、また次の世代にも伝えたいと思って、この獅子舞を引き継いでいく・・・
恒太郎
この繰り返しだと思うんですよね・・・
無くなってほしくない、ずっと続いてほしい田舎の伝統行事でした。