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タロットカードとオラクルカードの違い!やり方と特徴は?

田舎暮らしな毎日

自分で占ってみよう…
そう思った時に迷うのが、タロットカードとオラクルカードです。
どんな時に、どんな場合にどっちを使うのが良いのか?
このふたつの占いカードがどう違うのか?
使い分けや特徴、占いのやり方などを紹介します。

 

タロットカードとオラクルカードの基本的な違い

タロットカードとオラクルカードの基本的な違い

タロットカードは基本的に、大アルカナのみの22枚か小アルカナを含む78枚で構成されています。

ウェイト版、マルセイユ版と大まかな流れはありますがさほど変わりはありません。

トートタロット(1:魔術師が3枚入っている)や易タロット(中国の陰陽を用いた内容)などの変わり種はありますが、どの画家がデザインしても基本枚数と解釈は変わりません(特殊なオリジナルタロットの場合は別です。)

そのため、1度覚えてしまえばどのカードを使っても読めるのがタロットカードの特徴です。

また、タロットの解釈については多くの占術家が著書を出しています。
解釈の内容に大きな差はないので、自分で読みやすい・覚えやすいものをチョイスすると良いでしょう。

 
一方、オラクルカードはすべてのデッキがオリジナル。

カードに解釈が書いてあるもの、説明書を参考にするものといろいろありますが、枚数・解釈ともにすべてバラバラです。
それぞれ個性が強く絵柄も内容もほぼ共通点がありません。

そのため、新作が出るたびに購入するオラクルのコレクターさんも存在します。

タロットのように伝統がない代わりに、自由度が高いのがオラクルです。
どのカードも美しさや意味の柔らかさが人気につながっています。

時にズバッと厳しいことを言う内容もありますが、傷ついた心を癒したり元気づける内容がほとんどです。

 

タロットカードとオラクルカードの使い分け

タロットカードとオラクルカードの使い分け

占ってみたい・・・
そう思ったときにまず手にとってみるのはタロットカードではないかと思います。

かつては雑誌の付録にもあったほど、タロットカードは気軽に使える占いツールです。

カード単品ではもちろん、いまでは書店やネット通販で数多くのブックセット(本とカードのセット)が販売されており、初心者でもその日のうちに占いができるようになっています。

 
一方、オラクルカードはスピリチュアルが流行し始めた頃から出回り始めました。

天使、妖精、ドルフィン、女神、日本の神様、ドラゴン、悪魔など様々なモチーフの美しい(時におどろおどろしい)カードとわかりやすい説明書がセットになっているものがほとんどです。

両者の大きな違いは、タロットは現実を語り、オラクルは希望を語る・・・という事です。

これがタロットカードとオラクルカードの使い分けのポイントになります。

タロットカードとオラクルカードの使い分け

タロットは現実を語り、オラクルは希望を語る

 

タロットカードの特徴とやり方

タロットカードの特徴とやり方
タロットカードの最大の特徴は、なんでも占えるところにあります。

なんでも…というと語弊がありそうですが、タロットは一枚のカードに非常に多くの意味を含んでいます。
知識を深めていけばどこまでも占っていけるものです。

例えば「19:太陽」をとってみましょう。

タロットカード 19:太陽

ウェイト版の太陽には、ひまわりと白馬にまたがった子供と大きな太陽が描かれています。
子供の頭にはひまわりの王冠、手には赤い旗が握られており、背景には壁があります。
太陽の光線は21本、波線と直線が交互になっています。

運命の人の特徴を占っていてこのカードが出てきたら、
・お相手は獅子座or7~8月生まれで裏表がなく明るい聡明な人である
・会社を経営し成功している、逆位置ならば無計画で過激なところがある
・何かでうまくいっていない…

などと、分析することが可能です。(あくまで一例です。)

 
タロットカードの絵柄はただのデザインではなく、ひとつひとつが何かを表すシンボルになっています。

すべてを覚えるのは面倒ですが、カードとにらめっこしていくとさまざまな要素が見つかり、意味を感じることができるでしょう。

シンボルは非常に現実的で具体的です。
時期や時間帯・色・季節・香り・食べ物といったマニアックな部分まで上げることもできます。

このように、非常に細かい事象から大まかな流れを占っていけるのがタロットカードです。

現実的で具体的…である以上、夢ばかりを語ることはありません。
時には見たくないことも出してしまうのが「タロットカードは怖い」「当たりすぎて苦手」と言われる由縁です。

 

オラクルカードの特徴とやり方

オラクルカードの特徴とやり方
一方、オラクルカードはデッキの内容によって占えることが変わってきます。

例えば、天使を扱ったオラクルカードは精神的な回答が多く、自分が置かれている状況や意思決定に対して素晴らしいアドバイスを送ってくれます。

孤独感を抱えモヤモヤと悩んでいる時にはとても心強い存在となるでしょう。

しかし、相手が何を思っているか・いつ何が起きるか…ということまでは占えません。
取り扱う占い師によっては数字や天使の特徴などを捉えるやり方で判断できますが、一般的には解説に書いてある意味が全てです。

また、オラクルごとに性格が全く違うのもおもしろいところ…
使い分けのために何種類も欲しくなってしまいますね。

しかし、オラクルは多種多様で個性的です。

例えばShadow&lightというオラクルは心の闇に光を当てるような内容です。

Shadow&light オラクルカード

デザインは謎に満ちていてややオカルト的であり、苦手とする人も多いでしょう。

しかし、今やるべきことや間違っていること、心に引っかかった「直視したくない何か」を見せつけることができます。

このデッキには、エンジェルカード系のポジティブで光に満ちた雰囲気はありません。
むしろそのような雰囲気が苦手な人が選ぶカードといえます。

どのカードにも共通して言えるのは、自分や占う対象の状態を示し希望あるアドバイスをくれる、というところです。
通常では相手の気持ちを占ったり時期を見ることはありません。

あくまで相談者vsオラクルという会話形式で占っていきます。
カードは優秀なカウンセラーのような存在です。

一応のスプレッド(展開法)はありますが、主に過去・現在・未来を見る、方向性を探ることに使います。

相手の感情や恋愛の予測を立てたい場合は、カードそのものが持つ意味から答えを想像することになります。

確固たるシンボルや回答は得にくいため、個人の気持ち等を占うのにはちょっと適していません。

そのような場合はタロットの方が良いと言えるでしょう。

 

最初にタロット・オラクルカードを選ぶなら

今回はカードの違いに関して書いてきましたが、いかがでしたか?

もしもあなたがこれからカードを買うなら、まずは1つずつライダー版のタロットカードとお好きなオラクルを購入することをオススメいたします。


はじめは戸惑うことが多いでしょう。
でも、初対面の人とだんだん仲良くなるようにカードたちとも会話が成り立つようになってきます。

具体的で現実的な運命の流れをタロットカードで見てから、心の準備やその先どうするべきかをオラクルに教えてもらう…
こんなふうに使い分ければ、もう占い師は不要かもしれません。

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