田舎には森林がありますが、高齢化に伴いこの里山整備も実は厄介な問題です。
なかなか手を入れる事が困難になり、荒れ放題で景観的な問題も引き起こすのです。
僕らは自主的にこの里山の整備ができるように活動を始めました。
今回は本職の「木こりさん」をお呼びして、レクチャーをして頂きました。
森林整備で一石二鳥!
定期的に森林整備をすることで、景観を保てるとともに資源の有効利用ができます。
例えば、竹はメンマにすることができます!
他にも燃料、工芸、クラフトにも使えます。
木の種類によっては薪にしたり、細かく砕いてチップとしても再利用も出来るのです。
もともとある自然の資源を再利用、または商品として有効に活用できるのは田舎冥利につきます。
これが「サステナブル」だよ!
とはいえ、素人が何の知識もなしに木を伐採したり、間伐をするには問題がありますので、今回プロのかたをお呼びしてレクチャーを受けました。
将来的にはそれぞれが自主的に森林整備が出来るようにしたいです。
森林整備に使う道具のレクチャー
まずはチェーンソーのメンテ、使い方から教わりました。
みんな講師のまわりに集まり真剣です^^
けっこうチェーンソーを持っているメンバーも多かったのですが、知らなかったことが多く、けっこう奥が深いです。
森林整備 竹の伐採方法
今回の伐採対象は竹です。
竹はほおっておくと伸び放題でどんどん増えます。
定期的に間伐しないと大変なことになってしまいます。
竹にも切っていい竹とダメな竹があります。
節が黄色くなっているのが切っても良い竹。
節が白いのは切ってはダメな竹です。
伐採する前に方向を確認します。
竹を倒す方向を決め、安全確認、逃げ道を確保したうえで伐採です。
切り方にも順番があります。
まず「受け口」を作って・・・
そして受け口の逆から切ります。
こんな切り口になります。
今回は竹でしたが、基本はどんな木も同じだそうです。
これからどんどん里山の景観を良くしながら、資源の再利用で収益も発生させる仕組みを作っていきます。
こういった地域おこし活動はSATOBOTOという有志団体で行っています。
これからもこういった活動をしていきますよ!