田舎にはほうぼうに竹林があって毎年シーズンになるとタケノコがたくさん採れます。
この「たけのこ狩り」ですが、ちょっとしたコツで美味しいヤツが採れますし、失敗せずに掘るコツもあります。
今日はその方法をお話しします。
田舎にはタケノコがそこらじゅうにあります
田舎には竹林がたくさんあって、長年手が入らず荒れ放題になっている箇所も多いです。
竹林の放置は田舎の大きな社会問題のひとつになっています。
しかしやりようによっては田舎の資源として有効利用も可能です。
一番簡単なのは、放置せずに毎年生えてくる竹を「タケノコ」として有効利用することです。
僕らはこの田舎のリソースである放置竹を「タケノコ狩り」として観光客向けにアピールをしています。
観光客、地元の宿泊客に向けての体験レクリエーションのひとつです。
美味しいたけのこを見つけるポイント
それでは竹林で美味しいタケノコを見つけるポイントをお話ししましょう。
竹林の中で明らかにニョッキリ出ているタケノコはもう美味しくありません。
このように頭の先が少しだけ見えているタケノコが柔らかくて美味しいです。
パッと見では見つからないので、地面を良く見て、落ち葉などをかき分けながら探します。
頭だけ少し出ているタケノコを選ぶ
たけのこ狩りで上手に掘る方法
たけのこを見つけたら、まわりの土を少し取ってクワを入れて掘るのですが、これには方向があります。
下の写真で言うと赤矢印の方向からクワを入れて掘ります。
たけのこの皮の先(緑の部分)が付いている方向から掘るのです。
この時、たけのこのすぐ側からクワを入れずに、ひと回り外側の位置から掘ります。
下の写真なら赤線の位置ぐらいから。
少し遠くからクワ先を入れ、テコの原理で掘り起こすイメージです。
これを何回かやると、ポッキリ折れてたけのこが採れます。
たけのこの皮の先(緑の部分)が付いている方向から掘る
朝の30分ぐらいで大漁です!
採れたてが美味いのでなるべく早めに食べましょう。
おすすめは採ったその場で、たけのこの下の部分をスライスして刺身で食べてみてください。
タケノコをアク抜きなしで焼いて食べるのもおすすめです。
放置竹林と言えど地主さんがいますから、勝手に掘るのはご法度です。
でもちゃんと話せば許可をもらえます。
たけのこは放置しているとジャンジャン伸びてしまうので、地主さんにとっても森林整備の観点からタケノコを採ってもらうことは実はありがたいことなのです。
なので、田舎だとタケノコはほぼ採り放題と言っていいでしょう。
旬の採れたてタケノコはほんま美味いです!
旬の山菜採りも田舎の醍醐味ですよ。