田舎暮らし起業家のビジネスメルマガ無料登録

田舎暮らしで気をつけたい野生動物との付き合い方!安全対策と共生のコツ」

田舎暮らし成功法

田舎暮らしには、自然に囲まれた生活の魅力がありますが、それと同時に「野生動物との付き合い方」も知っておいた方が良いテーマです。
田舎ではわりと身近に農作物への被害や生活エリアへの侵入などの動物の被害がおこります。
この記事では、田舎に暮らす際に知っておきたい野生動物の種類や特性、注意すべきポイント、そして共生するためのコツについて詳しく解説します。

 

田舎で出会う代表的な野生動物たち

田舎で出会う代表的な野生動物
田舎に暮らすと、さまざまな野生動物に出会う機会が増えます。
日本の中でも地域によって異なる生態系が存在し、動物の種類も豊富です。

イノシシ
農作物に被害をもたらすことが多く、地域によっては捕獲対策も。
シカ
農地に侵入して作物を食べるだけでなく、庭の花木や野草も食べてしまう。
クマ
山間部や森林に近いエリアではクマの出没があり、特に秋口には注意が必要。
サル
果実や農作物の被害を受けることが多いが、知恵があり対応が難しい動物。
ヘビやハチ
特に夏場に活発で、家の周囲や敷地内での対策が大事。

【田舎暮らしの常識?】サル追い撃退法にエアガンとロケット花火を使ってみた!
田舎なんで動物がたくさんいます。ただ、嬉しくないのが農作物を荒らす動物たち。特に最近、サルがすごいのです。そのサル撃退対策がエアガンというわけです。

 

野生動物と共存するための基本的な安全対策

野生動物と共存するための基本的な安全対策
野生動物との共存を安全に保つためには、日々の生活に少しの工夫と心がけが必要です。
ここでは、実際に田舎暮らしで行っている対策をエピソードを交えながら紹介します。

農作物や食べ物の管理

野生動物が人の住むエリアに近づく原因の一つが「食べ物」です。
特に果実や野菜、食品のゴミが原因で動物を引き寄せることがあります。
以下のポイントを守ることで、被害を減らすことができます。

農作物や食べ物の管理

・農作物や収穫物は早めに回収する
・食品ゴミは密閉して保管し、動物に見えない場所に捨てる
・家庭菜園や農作物の周りには柵を設置する

ある朝、窓際の小さな畑で育てていたトマトの苗が何者かにかじられているのを発見。
次の日には、菜園全体が荒らされており、周辺にはイノシシと思われる足跡が残っていました。
それ以来、菜園の周りにしっかりと柵を設置し、農作物の収穫期には早めに収穫するように心がけています。
また、家庭菜園のそばには防犯用のライトも取り付け、夜間に動物が近づくのを防ぐ工夫も。
これらの対策を施してからは、菜園を荒らされることも少なくなりました。

農作物は貴重な食料源でもあるため、しっかりと管理することで、動物も人間も安心して過ごせるようになります。

自宅周辺の環境整備

動物は隠れ場所があると近づきやすくなります。
自宅やその周辺を整備することで、動物が寄り付かない環境づくりが可能です。

自宅周辺の環境整備

・雑草や茂みを定期的に刈る
・家の周りの清掃を徹底する
・野生動物が近寄らないための忌避剤を散布する

家の周りの環境整備も、野生動物を引き寄せないための大切なポイントです。

以前、庭の雑草が少し茂ったままにしていたところ、夏場に突然ヘビが出現したことがありました。
日当たりの良い場所で体を温めていたようで、気付いた時にはヒヤリとしましたが、すぐに庭の雑草を刈り、家の周辺を清掃して整えるようになりました。
それからは、月に一度は庭や敷地の草刈りや清掃を行うことで、動物が近づきにくい環境づくりを心がけています。

田舎の自治会の活動【道つくり】は草刈りだけじゃなくこんな事もやります!
田舎で自治会に所属していると定期的な作業がいくつかあります。その中でも今回は「道つくり」です。田舎なんで放っておくと雑草やら何やらで荒れ放題になってしまうんです・・・
【自治会の恒例行事】田舎の河川清掃は防災にもメリットが!
田舎暮らしの恒例行事に自治体ごとで行う「河川清掃」というものがあります。完全にボランティアなのですが、この作業は近頃ひんぱんに起こる田舎型の災害の防止にも役立っているのです。地域を守る為にも必要な恒例行事と言えます。この河川清掃がどんな感じかをお伝えします。

ちょっとした対策で、自分も安心して暮らせるうえ、野生動物もわざわざ人の住むエリアに入り込まなくなることを実感できますよ。
 

野生動物と共存する意識と心構え

野生動物と共存する意識と心構え
田舎で暮らすと、都市ではなかなか得られない「自然と向き合う」経験が増えます。
ときには、野生動物との思わぬ出会いやトラブルもありますが、彼らもまた自然の一部。
ここでは、田舎暮らしを通じて得られた野生動物とのエピソードを交えながら、共存するための意識や心構えについてお話します。

野生動物は自然の一部と捉える

野生動物を「敵」として捉えるのではなく、自然の一部と理解する姿勢が大切です。
彼らも生態系の中で重要な役割を担っており、共存を意識することで、田舎暮らしがより豊かになります。

ある初夏の夜のことです。
田舎の家で暮らし始めて数ヶ月が経った頃、庭先に出たときに「カサッ」という音が聞こえ、ふと足元を見るとそこにはイノシシの親子が。
小さな子供を連れた親イノシシは意外にも警戒心が強く、人間の気配に気付いた途端、サッと山の中へ戻っていきました。
慌てて家に戻ったものの、「野生のイノシシも同じように生きているんだな」と少し感慨深く感じたものです。
それ以来、イノシシやシカが畑を荒らさないよう、菜園の周囲に柵を設けたり、地域で行われている野生動物避けの対策にも積極的に参加するようになりました。

野生動物が田舎の生活の一部であると理解し、ただ排除するのではなく、共に生きていると捉えることで、日々の生活に対する見方も変わってきます。

地域の人との情報共有

地域で出没する動物の情報を共有することは、野生動物との安全な共存に役立ちます。
近隣住民とのネットワークを作り、情報を交換し合うことで、トラブルを未然に防ぐことができます。

ある秋の夕方、近所の方が「今日はこの近くでクマが出たから気をつけてね」と声をかけてくれました。
クマが出没すること自体に驚きましたが、その地域の方々は「クマは山の方に食べ物が少なくなって、ここまで降りてきているんだろうね」と冷静に話してくれました。
そこで、地元の人たちがどのように野生動物と向き合っているかを改めて学び、毎日のニュースや口コミを確認するようになりました。

田舎では、クマやイノシシが出たときには、近所の方が教えてくれたり、防犯放送がかかったりします。
このような「地域の情報ネットワーク」は、田舎での生活をより安全に、安心して過ごすためにとても役立ちます。
また、自然と地域のつながりが深まり、田舎ならではの「助け合い」や「見守り」の文化も再確認させられます。

田舎の自治会や組制度は面倒で入らない方がいい?メリットとデメリットは?
田舎には、地域ごとに「自治会」なる組制度が根強く存在します。実はこれが厄介で面倒なんです。田舎の自治会は入らない方がいいのか?メリットとデメリットを紹介しますね。

こうした対策は、小さな手間のように感じるかもしれませんが、野生動物と安全に共存するためにはとても効果的です。
野生動物が安心して自然の中で過ごせるよう、私たちも暮らしの環境を整え、動物との距離を適切に保つことが、田舎暮らしを楽しむ秘訣です。