田舎で結婚相手を探すのって、本当に難しいですよね。
そこで今回は、田舎婚活の厳しさと成功のポイントについてまとめました。
田舎でも出会いを増やして結婚相手を見つける方法を紹介します。
田舎で結婚できない理由
今回は実際に婚活をされていた方の実体験を書いています。
田舎のリアルな結婚についての状況がよくわかりますよ。
私は長野県の田舎出身ですが、就職を機に東京で暮らしていた頃も、Uターンで地元に戻ってからも、婚活をしていました。
つまり都会と地方の両方の婚活を経験しているので、田舎特有の婚活の厳しさというのはよくわかります。
まずは、よく「田舎での結婚相手探しは難しい」と言われてしまう理由から見ていきましょう。
周りがみんな結婚している
私自身、地元の田舎での結婚を意識しはじめたときに感じたのは、周囲の既婚率の高さでした。
地元に住む友人に「誰か紹介して」と頼んでも、「わりとみんな結婚しているからなぁ…」と難色を示されることもしばしば。
そもそも地方は都会に比べて初婚年齢が低いです。
田舎に戻って感じるのは、都会の人に比べて結婚を急ぐ意識が高いこと。
男女ともに「20代のうちには結婚を」という考え方はまだまだ根強いようです。
結婚適齢期の若者が少ない
周りはすでに結婚している、友人経由の紹介も望めない。
では自力で頑張るしかないと、学生時代に仲が良かった異性の友人や、気になっていた人の現在をSNSで検索していくと、愕然としました。
「そもそも地元に残っている人が少なすぎる…。」
結婚適齢期の若者は、
進学や就職を機に田舎を離れている人が多かったのです。
田舎では仕事も少ないですしね。
地元を離れた同級生の多くは、戻ってくる気配はなさそうです。
出会いの場が限定される
新たな出会いを求めて、婚活イベントに出かけることにしました。
そこで悲しかったのが、田舎は若い人の数が少ないので、パーティーの開催回数や種類も少ないのですよね。
開催されても人数が集まりにくい。
人数が少ないからなかなか好みの人がいない。
さらには立て続けに婚活パーティーに参加していたら、前に別のイベントで一緒になった人と再会して気まずかったことも。
田舎のコミュニティの狭さを痛感しました。
田舎婚活のメリットを生かす思考法
田舎婚活の厳しさを実体験もまじえてお伝えしてきましたが、「田舎だから結婚できない」と思ってしまえばそれまでですよね。
でも田舎での婚活はデメリットばかりではなく、都会に比べてメリットもあると感じています。
実際のところ、都会に比べて田舎在住という条件が有利に働く婚活もあると実感する場面もあるのです。
要は、物事は捉えよう、考えようであるということ。
次にご紹介する視点を参考に、田舎で結婚相手に出会えるマインドを作っていきましょう。
ライバルが少ない/出会いを大切にする傾向がある
「田舎は人口が少ないから、出会いがないのも当たり前」と、諦めの境地の人もいます。
ただ、都会と田舎の両方の婚活を経験して言えるのは「人数は多ければ多いほど良いというわけではない」ということ。
人数が増えるほど、競争が激しくなるものです。
都会では、男性はハイスペックなイケメン、女性は若くて綺麗な子に人気が集中しますよ。
もともと母数が少なければ、選り好みせず、少ない中でお互い相手を見つけようとするという傾向があります。
また、田舎は都会より給与水準が低いので、婚活市場における自分の市場価値が上がりやすいというのも大きなメリット。
東京では戦えない年収でも、地方に住む相手にとっては十分な年収であるということもあります。
「収入が少なくて自信をもって婚活できない」という方は、逆転の発想で、「田舎だからまだ勝負できるのだ」と考えてみてはいかがでしょうか?
育った環境や価値観が似ている相手に出会いやすい
地元で婚活すると、当然ですが地元が同じ人と多く出会います。
同郷の、育った環境が似ている相手というのは、まず安心感や親近感がありますよね。
お互い似ている部分があり、気が合うことも多く、価値観も似ている傾向があります。
共通の話題が多く、会話も弾みやすいので、距離が縮まりやすく、恋愛に発展することも多いはず。
また、結婚後を考えても、2人ともそのまま地元に住むことができるので、それがお互いに親孝行になる、仕事を続けることができるというメリットは大きいでしょう。
もし子どもが生まれたら、両家のサポートを受けやすく、子育てがしやすい環境にもつながってきます。
「田舎で暮らしたい」「田舎の人と結婚したい」人もいる
近年、自然に囲まれた生活やゆったりとしたライフスタイルなどに魅力を感じ、田舎への移住者が増えています。
さらにコロナ禍による働き方の変化や、新しい生活様式により、田舎でも仕事や買い物に困ることは減り、その魅力に注目度は上がる一方。
私が東京にいた頃も、実は将来は田舎で暮らしたい、子育てをしたいという人は周囲に多かったです。
こちらも前項同様に逆転の発想で
「田舎在住だからこそ、一部の人にはニーズがある」と考え、県外の田舎生活を望む人をターゲットに入れてみると良いです。
田舎で結婚相手を見つける方法
「田舎だから出会いがない」ではなく「田舎だからこそ出会いに恵まれる」というマインドに変えられたら、あとはとにかく行動あるのみです。
様々なツールを駆使しながら活動し、ある程度結果が出たらこれまでの行動を振り返り、条件を見直し、ターゲットを変える、または拡げてみる。
やみくもに手を出すよりも、ポイントを絞って活動した方が、無駄に心身を消耗せず長期戦にも耐えられます。
その「絞るべきポイント」を解説します。
田舎婚活のおすすめツール
・マッチングアプリ
とにかく利用人数が多いものがおすすめ。
現在の居住地に近いエリアはもちろん、出身地やコミュニティものぞいて探してみましょう。
・地元の婚活イベント
田舎では自治体が婚活支援をしていることが多くあります。
お住まいの地域の情報を調べて活用してみましょう。
・結婚相談所
田舎の結婚相談所は、そもそも会員数が少なすぎる、現在は機能していないなど、当たり外れが多いもの。
サイトなどをチェックしてきちんと運営がされているか、会員数が確保できているか、エリアに強みはあるかを確認してから申し込みましょう。
田舎婚活の希望条件の見直し
田舎での婚活では、お相手の希望条件の見直しは必須です。
ある程度行動して、うまくいかないと感じたら、お相手の居住エリア、年齢、収入条件などを細かく見直して、優先順位を変えられる部分などはないかを検討しましょう。
田舎婚活のターゲットの拡げ方
可能であれば、都市部や近県での出会いも検討してみましょう。
休日に少し遠出できる範囲の、隣接する都道府県までをエリアに設定してお相手を探してみてください。
また、おすすめなのは田舎に移住したい人を狙うこと。
マッチングアプリのコミュニティで田舎好きや自然好きの人を探してみたり、最近は移住希望者と地方在住者をマッチングする新しい婚活支援ツールも多く出ています。
ぜひ活用してみてください。
田舎という条件をメリットにして婚活しよう!
田舎での婚活は厳しい、というのに間違いはないです。
ただ都会は都会で、
「人が多すぎて選べない」
「1つ1つの出会いが軽い」
「見栄が出てきてしまう」
などまた別の問題があり、一概に良いとは言えません。
田舎という条件や今の環境をメリットと捉えて、前向きに婚活していくことが大事です。
ぜひ今日からまた一歩ずつ、できることから始めてみてください!
まずは友達から・・・もありですね。