家庭菜園でのほうれん草の栽培方法、作り方を画像付きで紹介します。
できるだけ簡単に手間なくおいしいほうれん草を作る方法です。
ほうれん草はプランターでも簡単にできますよ。
【ほうれん草 家庭菜園】種まき
ほうれん草は、春まき・夏まき・秋まきが出来ますが、春・夏まきはトウが立ちやすい(花が咲いてしまう)ので、失敗の少ないのは秋まきです。
でも私はほうれん草大好きなので、春まきと秋まきと2回作ります(笑)
種をまく2週間ほど前に苦土石灰をまきます。
ほうれん草は、酸性土を嫌うので苦土石灰を多めにあげます。
種まき1週間前に堆肥と鶏フンを入れてよく耕します。
ほうれん草の種は、固いので水に浸けてからの方が発芽しやすいです。
種はザルに上げておくとまきやすいです。
ほうれん草の種のまき方は「すじまき」です。
畑を湿らしてから、筋を付け、ソコにパラパラとまきます。
筋と筋の間隔は15センチ以上は離しましょう。
上から土を1センチほどかけて完了です。
発芽までは、5日ぐらいかかります。
【ほうれん草 家庭菜園】プランターの場合
ほうれん草をプランターで栽培する場合、苦土石灰は必要ありません。
土はホームセンターで売っている野菜栽培用の土でOKです。
ほうれん草は根が深くなるので、プランターは深いタイプ。
そして収穫量を増やすために長いタイプのものを選んでください。
後述する、間引きがプランターだと簡単なので効率的に栽培することができますよ。
【ほうれん草 家庭菜園】発芽と間引き
ほうれん草が発芽しました。
すじまきで種をまいていますから、バラバラと芽がでてきます。
このまま成長させるとかなり窮屈な状態です。
ですから「間引き」をします。
まず発芽したら、最初の間引きです。
芽が混んでいる所を間引きますが、難しいコトは考えず、まずは、一つ置きに間引けば簡単です。
この間引きをほうれん草の成長とともに何回か行います。
本葉が3,4枚の頃。
本葉が5,6枚の頃・・・
ですが、ナマケモノの私は、ほうれん草の間引きは、最初の1回しかやりません(笑)後はそのまま放置です。
そして草丈が15センチぐらいになったほうれん草の株から、間引き感覚で収穫します。
生育途中で、あまりにも窮屈そうなトコロだけ間引きします。
【ほうれん草 家庭菜園】追肥と冬の管理
ほうれん草の間引きは、成長に合わせて何度か行います。
経験的にそれほど几帳面にやる必要はなく、株と株が窮屈にならない程度でやればいいと思います。(私は、ほとんどやりません。ナマケモノです)
最終的には、本葉が5,6枚のころに10センチ間隔ぐらいですね。
この頃になると、それぞれの成長のバラつきも、ハッキリしてきますので、あまりにも小さいのも間引いていいです。
そして追肥を与えますが、追肥は液肥がおすすめです。
ほうれん草の秋まきの場合、収穫までに冬を越すことになりますので、少々越冬の管理が必要です。
基本的にほうれん草は寒さには強いですが、地域によっては、寒冷紗などの防寒も考えてください。
ちなみにほうれん草は霜にあたると、より美味しくなるので過度な防寒はおすすめしません。
【ほうれん草 家庭菜園】収穫
さて、いよいよほうれん草の収穫です。
収穫はちょっと早いかな?ぐらいが丁度いいです。
間引く感覚で、良さそうな株から収穫しましょう。
柔らかくて甘いほうれん草が採れますよ。
ほうれん草の収穫のポイントは、引っこ抜かずにハサミで切るといいです。
手で抜こうとすると、根が真直ぐ下に伸びていますので、なかなか抜けませんし、ヘタをすると葉が茎の部分から折れてしまいますので・・・
葉が変色したり、虫に食われない内に収穫してください。
この日は、ほうれん草と卵の和え物。
やはり採れたては、お店で買ったほうれん草とは味が違いますよ。
うまいです!